東京税理士会では昭和43年から毎年税務調査に関するアンケートを実施していますが、このほど平成18年6月までの1年間分の調査結果が公表されました。これによると、回答した747会員がこの1年間に受けた調査件数は2728件で、税理士一人平均3.7件と前年度から0.7件増加しました。調査日数は短縮傾向にあり、「1日」が21.2%(対前年度比1.4%増)、「2日」が49.7%(7.9%増)となり、「1~2日」が合計で7割を超え、「3~4日」が18.7%(5.0%減)、「5日以上」が10.4%(3.7%)となっています。
調査結果では「申告是認」が24.3%で前年度から1.8%減少し、「更正」も3.9%で0.6%減少した反面、「修正申告」は2.4%増の71.8%と7割を超えています。