税務に関するQ&A

18年分所得税確定申告の主な変更点はどんなことですか。

1.定率減税額の引き下げ

平成17年分は所得税額の20%相当額(20%相当額が25万円を超えるときは25万円)でしたが、 平成18年分は所得税額の10%相当額(10%相当額が12万5千円を超えるときは12万5千円)となります。

2.寄付金控除の改正

寄付金控除について、適用下限が5千円(従来は1万円)に引き下げられました。

3.中小企業者の少額減価償却資産の取得価額の必要経費算入の特例

中小企業者で該当する個人で青色申告書を提出するものが、取得価額30万円未満の少額減価償却資産(取得価額10万円未満のものを除きます)を事業の用に供した場合、取得価額相当額を必要経費に算入できます。ただし、平成18年4月1日以降取得した少額減価償却資産については、取得価額の合計額が300万円を超える場合、その超える部分に関する減価償却資産は特例の対象から除外されます。

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