荒川会計は平成4年に吉祥寺に開設しました。今になって当時を思い起こしてみればそのころはバブル経済の崩壊の頃でした。しかし、その事実に気がついていないむきも多かった頃かと思います。
お陰様でそれから現在まで中小企業の経営者の皆様と苦楽を共にしてくることが出来ました。その間には急成長を遂げた会社様もありますし、もちろんその間に廃業した会社様もありました。
現在、経済の復調感はあるものの、特に中小企業においては依然厳しい状況におかれております。私も税理士という仕事柄、「どんな商売が景気がいいですか。」とよく聞かれます。
しかし、それは業種の問題でしょうか。
私の感じ方としては、同じ業種でも極めてうまくいっている会社もある一方で、全くそうでない会社もあります。むしろ、どちらかに分かれてきているといってもよいのではないでしようか。
景気が悪いからとか、政策が悪いからなどと理由をつけていたのでは早晩、そんな会社は消えゆくことになってしまいます。
与えられた環境の中で時代にマッチした方向に自らのビジネスを適応させていかなければ、いずれ淘汰されることになるでしょう。おそらく、これから今までとは比べものにならない速度で変化していくのではないでしょうか。
ただ、どんなに変化したとしても「求められているものが何かを感じ取る感性」を持ち「問題を解決する能力」をもっていれば必ず発展し続けられるものと考えています。その感性と能力を最大限に発揮して頂くために少しでもお役に立つことが私たちの望みです。